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今週のヘッドライン|2024年2月第1週号

2023年輸入凍菜 輸入金額過去最高に、3000億円を突破

 財務省が1月30日に発表した通関統計によると、2023年1月~12月の冷凍野菜の総輸入量は112万568t(前年比97.6%)、金額は3045億1200万円(同108.0%)となった。輸入数量は7年連続で110万tを上回ったが、過去最高だった前年からは一転して減少した。金額は初めて3000億円を超え過去最高を更新した。各種コストの値上がりや円安の影響などを受けて輸入金額が引き続き増えている。国別では中国産の伸長が目立つ。業務用筋などで価格訴求力の高い中国産に回帰する動きが起きた。

 1月~12月の主要品目別の総輸入量は、ポテト41万5627t(同98.1%)、えんどう豆1万873t(同101.2%)、ささげ又はいんげん2万2060t(同96.9%)、枝豆6万5937t(同100.3%)、その他の豆5407t(同87.7%)、ほうれん草5万1614t(同105.1%)、スイートコーン4万6443t(同87.8%)、ブロッコリー7万970t(同94.3%)、ごぼう8082t(同99.9%)、混合野菜2万2586t(同96.1%)、かんしょ8035t(同93.9%)、さといも2万7480t(同84.2%)、その他の冷凍野菜36万5387t(同99.0%)だった。複数の産地から輸入している品目で、中国産の伸びが目立つ。
 12月単月の輸入量は9万9033t(同94.7%)、金額は275億8700万円(同100.8%)だった。
 主要品目別輸入量は、ポテト3万872t(同84.8%)、えんどう豆889t(同98.0%)、ささげ又はいんげん2023t(同97.2%)、枝豆4722t(同102.1%)、その他の豆316t(同67.5%)、ほうれん草5836t(同111.0%)、スイートコーン3542t(同101.3%)、ブロッコリー7982t(同95.7%)、ごぼう793t(同97.4%)、混合野菜2359t(同119.0%)、かんしょ726t(同98.1%)、さといも3000t(同82.4%)、その他の冷凍野菜3万6870t(同100.2%)だった。
 国別の輸入量は、中国産5万8272t(同104.0%)、アメリカ1万9394t(同81.3%)だった。

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新感覚「たまごかけまぜそば」 ―― 日清食品冷凍・新商品

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たまごをのせて完成

 日清食品冷凍は24年春夏新商品として、新商品13品、リニューアル5品、企画品(数量限定)2品の計20品を3月1日より発売する。
 今回の新商品では、「ラーメン横丁」の販促提案を活性化する。新商品「たまごかけまぜそば」は、たまごかけごはんの味わいを“まぜ麺”でアレンジした。家庭にある卵を加え、麺と絡めて食べる新感覚の麺メニュー。
 パスタ商品では、発売15周年を迎える〈日清スパ王プレミアム〉のパッケージを全面刷新した。一目でおいしさが伝わる調理写真と、イタリア国旗をモチーフにした装飾をあしらい、「厳選イタリア産スパゲティ」のこだわりと「プレミアム」感を出した。新商品は「冷凍 日清スパ王プレミアムマルゲリータ風」を投入、シリーズを拡充した。〈日清もちっと生パスタ〉は、夏向けに「冷凍 日清もちっと生パスタ 旨辛ペペロンチーノ」を投入する。
 和風麺では、大粒あさりを使用した〈冷凍 日清のどん兵衛〉「あさりうどん」を投入したほか、沖縄メニューシリーズには、米飯メニュー「冷凍 日清の沖縄炊き込みご飯風じゅーしー」を投入した。既存品「日清の沖縄風ソーキそば」とセット需要を促進する。

もちもち食感のスナック ―― 日本ハム冷凍食品・新商品

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国産米粉を使用

 日本ハム冷凍食品は1月30日、2024年春夏商品として新商品5品、リニューアル9品の計14品を発表した。3月1日より発売する。今春も畜肉・中華・スナックの3大カテゴリーを強化した。新商品ではスナック、弁当商品の充実を図った。
 スナックでは、国産米粉を使用したもちもち食感の商品2品を新商品として投入した。「もちもちしたチーズパン」はゴーダ・パルメザン・モッツァレラを配合した生地で、クリームチーズを中に包んだ。「もちもちピザパン」は、モッツァレラチーズを使用したピザソース入り。
 「ソースinチキンナゲット」はスモーク香るチキンナゲットの中にBBQソースを入れた商品。ソースを後がけする必要もなく、弁当にも使いやすい。
 また、ワンハンドスナック「シャウエッセンドッグ」を三角折りから食べやすく・アレンジしやすい二つ折りに変更した。
 供給体制を強化する弁当では、新商品として新潟工場製造の「ソースハム風カツ」を投入した。今回リニューアルした「ソースキャベツメンチカツ」、「タレカツ」と共に、ごはんがすすむタレづけのカツとして提案していく。また、鶏肉で刻みレンコンが入ったテリヤキソースを巻いた「甘辛レンコンの肉巻き」を投入する。
 主力カテゴリーのリニューアルでは「中華の名店 四川飯店監修 小籠包」のスープ感を向上させた。畜肉惣菜では〈シェフの厨房〉の「鉄板焼ハンバーグ」、「4種チーズハンバーグ」の規格を変更した。節約志向に対応できる買い求めやすい価格とした。

「彩りおむすびセット」 ―― 米久・新商品

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おむすびとおかず

 伊藤ハム米久ホールディングスの米久は1月25日、2024年春夏新商品を発表した。
 家庭用冷凍食品では、「タイパ×クオパ」をテーマにそのうち家庭用冷凍食品は、新商品6品、リニューアル6品。発売日は3月1日。
 冷凍弁当〈おうちでおいしくFan mealワンプレートシリーズ〉「白身魚フライとローストチキンの彩りおむすびセット」を投入する。また、既存品「やわらか煮込みハンバーグ」などより中身が分かり易いパッケージに変更した。同社では、家庭用冷凍食品を今後もワントレーの冷凍弁当商材を軸に強化する方針。
 具付きスープ系ごはんでは、「コムタンクッパ」「カルビクッパ」。トップシールタイプの〈肉旨シリーズ〉には、「旨辛タレに漬け込んだてりやきチキン」も投入した。
 スナックでは〈手軽にブランチ ほっとスナック〉シリーズ「はちみつチーズ風味」、「あんバター風味」の昨年冷食工場として再稼働した伊藤ハム米久プラント夢工場生産品を投入する。

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