更新情報・今週のヘッドライン
2026年1月第2週号
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ギョーザさらに進化 ―― 味の素冷凍食品・家庭用


餃子のラインアップを拡充味の素冷凍食品は2月8日(一部製品を除く)より、家庭用冷凍食品の新製品5品、リニューアル品6品の計11品を発売する。〈AJINOMOTO BRANDギョーザ〉は今春、ラインアップを拡充。主力の「ギョーザ」「ギョーザ 標準30個入り」で同社独自の“羽根の素”の進化を図る他、新製品として新たに“贅沢な食べ応え”を楽しめる冷凍餃子として〈ずっしり大餃子〉シリーズを投入する。から揚げでは「やわらか若鶏から揚げ」に大容量500gタイプを追加(通常270g入り)。さらには食物アレルギーに配慮した「それいけ!アンパンマンからあげ」を投入する。
「ギョーザ」「ギョーザ 標準30個入り」は、同社独自の“羽根の素”を進化させ、IHクッキングヒーターでも均一に焼き色がつき、羽根がパリッとキレイに仕上がるようになった。また、フタなしでも油ハネを抑えることができ、後片付けやキッチンまわりの掃除の手間を省略。さらには、フタの有無に関わらず、皮がもちっとやわらかく仕上がる新技術を採用した(特許出願中)。「ギョーザ 標準30個入り」も今回から、「ギョーザ」と同様の製法を採用した。
拡大するレンジ調理タイプには、新製品として「レンジで大餃子」を新たに投入。「レンジでギョーザ」はより製品特長をわかりやすいパッケージにリニューアルした。
新シリーズとして投入するのは〈ずっしり大餃子〉。手作りでは実現しにくい“贅沢な食べ応え”を楽しめる冷凍餃子。油なし、水なしで調理でき、簡単に羽根つき餃子ができ上がる。海老・黒豚の2品を揃えた(3月8日発売)。
物価高により、まとめ買いが増える中、主力の「やわらか若鶏から揚げ ボリュームパック」には通常の270gタイプに加え、新たに大容量500gタイプを追加した。やわらかくジューシーな食感はそのままに、容量のバリエーションを拡充する。
■アレルギー配慮のアンパンマンからあげ
新製品「それいけ!アンパンマンからげ」は食物アレルギーに配慮して特定原材料のうち小麦・卵・乳不使用としたから揚げ。ひと口サイズでやさしい、うすしお味に仕上げた。
〈洋食亭®〉では「ハンバーグ 自家製デミグラスソース ミニサイズ」「自家製和風玉葱ソース ミニサイズ」のパッケージをリニューアル。レンジ調理の簡便性をより伝わりやすくした。
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2026年1月第1週号
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グランプリに「ギョーザ」 フローズンアワード ―― 日本アクセス

6年連続、7回目のGP
(左から)佐々木淳一日本アクセス会長、山口元洋味の素冷食部長、服部日本アクセス社長日本アクセスは2025年12月11日、東京・西品川の本社で、「第13回フローズンアワード冷凍食品・アイスクリーム総選挙」の表彰式を行った。冷凍食品のグランプリには味の素冷凍食品の「AJINOMOTO BRANDギョーザ」が選ばれた。同商品のグランプリ受賞は6年連続、通算7回目となった。
第13回フローズンアワードは、10月1日~11月30日まで開催、各メーカーのエントリー商品から一般投票で冷凍食品・アイスクリームの人気№1を決めるもの。公式サイトで各メーカー制作の商品PR動画を視聴し、気に入った商品に投票する推し投票形式で行われる。冷凍食品部門とアイスクリーム部門に加え、今回は新たに「ペットフード部門」も新設された。
参加企業は冷食メーカー26社、アイスクリームメーカー15社、ペットフード5社、特別協賛1社の計47社。エントリー商品総数は188品。
今回の総投票数は、407万180票(前年比107%)。レシート応募のクローズドキャンペーンの応募数7万4403通(同137%)、PRショートドラマの累計再生回数は370万超の再生回数となり盛り上がりを見せた。
冷凍食品は、新商品、野菜・果実、麺類、軽食、米飯、おかず〈主菜〉、同〈お弁当〉、同〈おつまみ〉、名店・ご当地グルメ、ワンプレート、スイーツの11部門で上位3品を表彰した。
服部真也日本アクセス社長は、アワードの協力に謝辞を述べ、「当社は単に商品を流通させるだけでなく、商品の持つ価値や作り手の想いを伝え、潜在的な需要を掘り起こすことに注力している。どうしたら消費者が追加でもう一品、手を伸ばすか、それを常に考え、市場の拡大と新たなマーケットの創出にチャレンジしていくとした。
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2025年12月第3週号
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価値に見合う価格転嫁を ―― (一社)日本冷凍食品協会・藤江会長

(一社)日本冷凍食品協会の藤江太郎会長は9日、東京・銀座の味の素冷凍食品本社で、年末記者会見を開催、藤江会長は「冷凍食品は本当に高い価値を持っているが、価値に見合った価格の実現がなされていない」とした上で、価値に見合った適正な価格転嫁、賃上げと値上げによる景気の好循環を訴えた。また、協会会員に対する迅速な情報発信、物流、食品表示、協会運営など協調領域の取組身強化の3点を改めて重要な施策として挙げた。2025年1-12月の国内生産量については、前年並みの152~155万tを見込む。
藤江会長は要旨以下の通り述べた。
まず3点説明したい。一点目は、冷凍食品は本当に高い価値を持っているが、その価値に見合った価格の実現がなされていない。わかりやすい例で示すとビックマック指数がある。日本のビックマックが480円、米国は約900円だ。日本の冷凍食品(餃子)を例にとると、日本のビックマックの価格に対して冷凍食品のグラム価格は約4割、米国は約6割であり、他の国も同様の状況だ。少なくとも日本でも6割の価値は十分あると思う。
会長就任後あらゆる場所で賃上げと値上げで景気の好循環をと訴えてきた。適正な価格転嫁が可能な社会が多くの人が幸せになる。各社がコストダウンへの努力を行った上で価格転嫁をしっかり共有できる社会づくりに向けて、協会としても取組みをしていきたい。
二点目は変化への対応力の強化。「何が起きるか分からないことだけは分かる」。協会として、様々な変化の情報を迅速に把握し、加盟企業へ発信、迅速対応を支援を行っていく。
三点目は、協調領域の取組み強化だ。環境、物流、食品表示、協会運営の4つについては、非競争領域として取組を推進したい。
藤江会長は、25年度の冷凍食品市場については、「上期は数量微減も金額は増加。通年では数量は前年並み、金額は増加を見込む。米価格高騰を受け主食用商品が好調。ワンプレート型などの高付加価値商品も伸びている。単身世帯の増加、女性の社会参画などにより、時短・簡便ニーズが高まり、需要は今後も拡大する見込みだ。業務用市場は、学校給食、中食、外食産業での人手不足やインバウンド増加を背景に、需要は堅調に推移。価格改定による需要の落ち込みは家庭用に比べて少ない傾向にある」との認識を示した。
協調分野の物流については「D+2への対応、予約システム、パレット活用の推進などを冷凍食品DFF研究会で協議していく。冷凍食品は手積み、手降ろしが多い業界だが、2024年問題以降、運んでもらえなくなることを認識すべきだ。パレットの統一化も進めるべきだが、まずはパレット物流比率を高めていきたい」とした。
■25年の国内生産、152~155万t予想
藤江会長は2025年1-12月の国内生産の見込みについて、「2025年1~10月までの認定数量は98.3%。上期は家庭用は減少、業務用はやや増加、全体では若干減少しているが、下期は各社が販売促進を強化することなど認定数量と聞き取り結果を総合して年間で、数量にして152~155万tを見込む。対前年比では100±1%の見込みだ。金額ベースでは、価格改定もあり前年プラスを見込む」と示した。
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2025年12月第2週号
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ツルハ・ウエルシアが経営統合、フード&ドラッグの出店加速

吉田イオン社長、鶴羽ツルハ社長、桐澤ウエルシアHD社長ツルハホールディングスがウエルシアホールディングスを1日に経営統合した。イオンがツルハの株式を追加取得して子会社化し、ウエルシアその下に着く。統合後の売上高はおよそ2兆3000億円。店舗数が5500店舗を超える巨大ドラッグストアグループが誕生した。同日に開催した会見では、今後食料品の販売比率が高い〈フード&ドラッグ〉業態を出店し、2社の仕入れ、商品開発を統合して新たなPBを展開し、シナジーを最大化する方針を示している。
新生ツルハは経営理念として「お客様の生活に豊かさと余裕を提供しよう」を掲げ、①グループビジョン、②バリュー、③ブランド・プロミスの三つを経営ビジョンに設定した。店舗をドラッグストアから地域の拠点となる「ライフストア」に進化させ、生活者の人生に方針も示している。今後3年間ンシナジー効果は500億円を目指す。
商品面では両社の仕入れを統合してスケールメリットを生む。商品開発機能も統合して両者共通のPB〈からだとくらしに、+1〉を展開する。2社単独のPBは廃止する。
新規出店では、食品の構成比が高い「フード&ドラッグ」業態の出店を進める。中国、アセアンなどグローバルな出店を加速し、海外の売上を引上げる。
システム面では、両者の基幹システムを統合して効率化を図る。顧客データの統合も進める。1億人規模の顧客情報が社内に蓄積されることになる。調剤機能も拡充してオンライン調剤も強化する。
なお、統合後もツルハの独自性は維持する。イオンからら出向する執行役員は1人に留まる。
ツルハホールディングスの鶴羽順社長は会見で「これらの取組はツルハとウエルシアが一つになった力をすべてのステークホルダーに還元し、グループの全従業員と共に未来を創っていく」と語った。