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今週のヘッドライン|2019年4月第4週号

ヤマトフーズを統合、社長に村岡守氏 ―― マルコーフーズ

村岡社長
村岡社長
 山芋加工品で国内トップシェアを有するヤマトフーズの親会社、マルコーフーズ(埼玉県深谷市)は17日、東京・神田のヤマトフーズ東京営業所で会見を開き、5月1日付で同社を存続会社として、ヤマトフーズを吸収合併すると発表した。同日付で、新会社の社長に村岡守マルコーフーズ社長が就任し、相談役に中野亘ヤマトフーズ社長が就く。グループ内で原料調達や製造などを担うマルコーフーズと、販売部門を担うヤマトフーズを統合することで、原料調達、加工、販売までの一貫体制を構築する。

 新会社は、経営理念「大地の恵みを食卓に」の下で、商品開発の速度を早め、原料調達の安定化も進めながら、事業規模の更なる拡大を図っていく。
 会見で説明に当たった村岡社長は、合併の狙いについて「原料調達から販売までの一貫体制を構築することによって、原料確保の安定化と、商品開発の速度を向上させることにある」と説明。合併に伴って商品の包装に記載する社名をマルコーフーズに改めることで、「マルコーフーズに原料を納めていただいている契約農家の方々にとって、自分が育てた農産品がどのような製品として流通しているのかが分かりやすいブランド名になる。生産者がより一層仕事にやり甲斐を感じ、当社の仲間としての意識を強めていただくことに繋がると考えている」とした。(詳細を本紙に掲載)

市冷協、新会長に中村氏(三菱食品) ―― 首都圏市販冷食連絡協議会

左から宮前会計副監事、小玉会計監事、中村会長、齊藤副会長、岡村顧問
左から宮前会計副監事、小玉会計監事、中村会長、齊藤副会長、岡村顧問
中村新会長
中村新会長

 首都圏市販冷食連絡協議会(市冷協)は16日、東京大田区の同会事務局で2019年度キャンペーン発表会を開催した。
 4月1日付で新役員が就任。新会長に中村隆志三菱食品低温事業本部商品オフィス室長、新副会長に齊藤顕範国分フードクリエイト首都圏支社長兼第2支店長、新会計監事に小玉康夫日本アクセス東日本営業部門地区商品部長代行兼MD統括課長、新会計副監事に宮前昭仁ケイ低温フーズ首都圏支社営業部次長第2ユニットマネージャーがそれぞれ就任した。
 新会長の中村氏は、「業界発展のため尽力する。賛助会員を含め協力いただき市冷協を盛り上げていきたい」と抱負を述べた。

消費者キャンペーン、「全公立展」に出展

 市冷協の2019年度普及事業は、消費者キャンペーンと「全公立展」出展の2つを今年度も実施する。
 消費者キャンペーンは「毎日おいしい!冷凍食品」キャンペーンとして、5月15日~7月16日に行う。協賛メーカーのバーコードを所定枚数ハガキに貼付し応募するクローズド方式。5枚応募は人気調理家電コース、人気グルメカタログコース。3枚応募は人気キッチン家電コース、JCBギフトカードコース(人気商品詰合せ)がそれぞれ総計250名に当たる。
 なお、毎年実施していた「冷凍食品工場見学」は実施しない。
 神奈川県の公立高校が参加する「全公立展」は6月15日パシフィコ横浜で開催。市冷協では前回同様、冷凍食品の試食を行う予定。(詳細を本紙に掲載)

広島営業所を稼働 ―― 本多就実会

中本社長
中本社長

 本多(中本靖司社長)は10日、広島市のホテルグランヴィア広島で「第4期本多就実会」を開催、会員メーカー31社90人が参加した。
 冒頭挨拶に立った中本社長は「念願であった広島営業所が竣工し、本日から営業を開始した。皆様からご支援をいただき感謝したい。今期(7月決算)は売上高55億円、営業利益率3%を見込んでいる。ただし、就実会会員の実績は前年比100・2%でなんとか前年はクリアしたものの、決して満足のいく数字ではない。原点に戻り再度頑張ってほしい。今期は就実会会員売上目標を40億円に設定した。1社でも多く、売上高1億円を達成してほしい。『できるかできないかではない。やるかやらないか』これが目標達成への近道だ」と述べ来期に向け出席メーカーを激励した。(詳細を本紙に掲載)

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