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今週のヘッドライン|2018年2月第4週号

人生100年時代へ食の提案 ―― ニチレイフーズ業務用提案会

NICHIREI FOODS FESTA
全国8ヶ所で開催
福本常務
福本常務

 ニチレイフーズは2月22日、さいたま市中央区のさいたまTOIRO(スーパーアリーナ)で、ニチレイフーズ業務用食品提案会「NICHIREI FOODS FESTA」を開催した。この提案会は、昨年に引き続き2回目。1月21日の北海道札幌市を皮切りに全国8カ所で開催され、今回さいたま市での開催は7都市目となる。総来場者3500人(見込)に同社業務用の考え方を示すとともにユーザーとの関係強化を図った。

 提案会は、若手社員による、プレゼンテーションと春の新商品試食会の2部構成で12時、14時、16時の3回行われた。
 プレゼンテーションでは、関東信越支社から、自薦・他薦で選ばれた若手社員3名が、それぞれ3回のプレゼンテーションに登壇、~「人生100年時代」変わるライフスタイルと食行動~をテーマに、日本人の生活様態と今後の同社の冷凍食品の在り方を説明した。
 プレゼンテーションには、予防医学研究者の石川善樹医学博士が映像で登場し、人生100年時代が到来し、健康的に長寿生活を楽しむには睡眠と食が重要であり、そのためには、アッパー系(油分、糖分過多)な味覚からダウナー系の味覚(素材を生かしたおふくろの味、ほっとする味)への切り替えが必須であり、「高齢になってもそれは可能である」と説明、冷凍食品素材、冷凍食品等を活用しながら自身で料理することを薦めた。
 また、第2部の試食会では、同社の春の業務用新商品を、外食、惣菜、福祉・事業所給食、学校給食などジャンル別に、レシピ紹介および、試食提供した。(詳細を本紙に掲載)

新社長に的埜専務、大木社長は相談役 ―― 日本水産

的埜明世新社長
的埜明世新社長

 日本水産は2月23日、取締役会を開き新社長に的埜明世取締役専務執行役員水産事業執行の昇格を決議した。大木伸介社長は非常勤の相談役となる。3月15日付。
 大木氏から病気療養のため代表取締役社長執行役員の辞任及び取締役を退任したい旨の申し出があり、受理されたもの。
 代表取締役新社長執行役員に就任する的埜明世氏(まとの・あきよ)は、昭和28年11月9日生まれの64歳。
 同52年3月慶応義塾大学商学部卒、同年4月日本水産入社、平成19年6月取締役、同24年取締役常務執行役員、同29年6月より同専務執行役員。(詳細を本紙に掲載)

「魚と食卓をつなぐ」52品 ―― 極洋・新商品

海鮮巻き芯コンビA・B
海鮮巻き芯コンビA・B

 極洋は2月20日、2018年春の新商品を発表した。市販用商品21品、業務用商品31品の計52品を発売する。  今回はメインコンセプトに「魚と食卓をつなぐ」を掲げ、(1)プロが選んだ「おいしい魚」にひと手間(2)定番品の美味しさ向上、機能性向上(3)トレンディな洋風魚惣菜のご提案の3つのサブコンセプトで、“魚に強いキョクヨー”をアピールする。
 冷凍食品では、水産冷食5品、調理冷食14品、家庭用冷食7品を発売する。
 水産冷食では、巻き寿司用の「海鮮巻き芯コンビネーションA/B」を提案。コンビネーションAには、エビ、イカ、ギンザケ。Bには生エビ、カラフトシシャモ卵、ギンザケの海鮮巻き定番の組み合わせの3種をセットした。1本ずつトレーに入っており、自然解凍でそのまま使える。
 調理冷食では、主力のオーシャンキングにシールド乳酸菌と魚由来のコラーゲンを添加した「オーシャンキングマリンファイバープラス」をラインアップ。健康ニーズに訴えていく。コロッケ類では、<魚屋(ととや)の洋食>シリーズに「クリーミーコロッケ(かに)」「同(えび)」等を、フリッター類では「海老マヨソースセット」のいずれも定番品を投入する。(詳細を本紙に掲載)

食感で差別化、粘りごし讃岐うどん ―― シマダヤ・新商品

粘りごし讃岐うどん250<ミニダブル>
ゆで置きにも強い

 シマダヤは3月1日より、2018年業務用春夏冷凍食品新商品として「太鼓判」ブランドより「粘りごし讃岐うどん250<ミニダブル>」(250g×5入袋×8)、「ウェーブラーメン200<ミニダブル>」(200g×5入袋×8)、「同250<ミニダブル>」(250g×5入袋×8)の3品を発売する。「太鼓判」ブランドの量的拡大を目指しラインアップ強化を図ったもの。
 「粘りごし讃岐うどん250<ミニダブル>」は麺の外側と内側の食感の違いを楽しめる、粘りの強い讃岐うどん。ゆで置きにも強く、事前仕込み調理でのオペレーション軽減も可能な人手不足に大きく貢献する商品となっている。(詳細を本紙に掲載)

<おかず三昧>3品、トレー入り惣菜を提案 ―― トロナ・新商品

肉厚の牛カルビ
肉厚の牛カルビ

 トロナジャパンは2018年春季家庭用冷凍食品として新商品6品、リニューアル品3品の計9品を3月1日より発売する。
 今回の新商品では冷凍惣菜<おかず三昧>シリーズ3品を投入。ブランドコンセプトに(1)トレーのままでレンジ調理!お皿に移さなくても食べられる(2)家族が嬉しい、自分が嬉しい牛肉やエビを使った人気メニュー!(3)もう1品の「おかず」が欲しいとき手間をかけずにスグ食卓へ!―を掲げ、同社初のカテゴリーにチャレンジする。
 展開アイテムは牛カルビの旨みとにんにくの香りが食欲をかき立てる、グループ調達力を生かした商品「牛カルビ焼」(115g)、プリっとした大ぶりのエビを使用した「エビチリ」(125g)、「エビマヨ」(同)。ごはんやお酒のすすむ一品となっている。冷凍ピザでは「ピザ生地糖質40%オフ イベリコ豚ベーコンのピッツァ」(215g)を発売する。(詳細を本紙に掲載)

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