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今週のヘッドライン|2026年2月第3週号

新社長に南良氏 ―― 味の素冷凍食品

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 味の素冷凍食品は12日、代表取締役社長に南良勉ベトナム味の素社取締役社長が就任することを発表した。
 4月1日付。3月27日開催予定の臨時株主総会および取締役会を経て決定する。
 南良勉(なら・つとむ)氏は1969年9月5日生まれ、56歳。明治大学商学部卒業。
 1992年4月味の素入社、2000年7月調味料部家庭用グループ、2004年8月味の素(中国)社出向、2011年7月ペルー味の素社取締役、2015年7月味の素海外食品部海外調味料グループ長、2017年7月インドネシア味の素販売社社長、2019年フィリピン味の素社社長、2022年味の素執行理事ベトナム味の素社取締役社長で現任。

80周年節目に北陸の食再訴求 ―― カナカン春季総合展示会

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メーカー503社が出展
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茶谷専務

 カナカンは5日~6日の2日間、石川県金沢市の石川産業展示館で「カナカン春季総合企画商談会」を開催し、メーカー503社が出展した。同社設立80周年の節目に当たる今年は、展示会のテーマに「“このまち”の食の歩み80年 ともに手を取りこれからも」を掲げ、北陸エリアで地域の食をつなぐメーカーの商品を紹介し、北信越及び地場商品の価値も改めて提案。地元の保存会による「御神乗太鼓」の実演も行うなど、節目の年にふさわしい賑やかな展示となった。

 全体催事のうち、会場の入り口付近には島型のブースで「北陸の春夏を彩る食と祝祭」を展開した。福井の食文化と鯖街道、越前そばと祭りの関連性、祭事に使われるどんどん焼きなど、北陸の祭事に関わるテーマ設定してそれぞれの関連商品を集積して展開した。「つなぐ旅の道しるべ~北信越三市の駅でつなぐ味紀行~」では、北陸エリアの主要な道の駅で取り扱う商品を小売チェーンで販売するMDを紹介。地酒の「白山」や鱒の寿司など、地域性溢れる商品を展示した。
 フローズンコーナーには58社が出展した。
 主催者展示では、チルド商品と連携して冷凍めん、冷凍チャーハンを訴求するブースを展開した。そのうち、麺類は焼きそば、辛麺、監修品の3部門で冷凍食品とチルド品を来場者が試食して採点してもらい、その結果を場内のパネルに張り出す展示を実施。冷凍チャーハンはチルド品のカニカマやスライスチーズを使ったアレンジメニューを提案した。共に試食も提供しつつ、多くの来場者が足を止める展示となた。

■茶谷専務「100年企業に向けて邁進」

 展示会で挨拶した茶谷隆専務は「当社が100年企業を目指す中で、今後の20年間は我々の手で改革を進め、成長していきたいと考えている。その一環として昨年組織変更を行ったところ、物流の効率化などで成果が表れている。業務の効率化や知名度の向上にも取り組みながら、持続的な成長に向けてまい進する」とした。

オーマイプレミアムにおだしパスタ ―― ニップン・新商品

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明太子と高菜、風味たっぷりのだしで

 ニップンは2日、2026年春夏家庭用冷凍食品として、新商品17品、リニューアル品2品の計19品を発表した。発売は3月2日。
 主力の〈オーマイプレミアム〉シリーズでは新たに「明太子と高菜のおだしパスタ」と「濃厚ジェノベーゼ」を投入。「ペペロンチーノ」「蟹のトマトクリーム」をリニューアルする他、季節限定品として昨年春夏に引き続き「うま塩レモン」を販売する。
 「明太子と高菜のおだしパスタ」は明太子と高菜、風味豊かなだしで仕上げた具材たっぷりの和風パスタ。焼きあごと利尻昆布の旨みが利いただしソースで開けた瞬間から食べ終わるまで上品なだしの風味が楽しめる。「濃厚ジェノベーゼ」はバジルとチーズの風味がアップ。メイン具材をベーコンから海老に変更した。
 リニューアルの「ペペロンチーノ」はローストガーリックでより香ばしい味わいに。「蟹のトマトクリーム」は蟹のほぐし身を新たにトッピングした。
 より製法・素材にこだわった高価格帯の〈オーマイプレミアム 至極の〉シリーズには昨年の春夏に引き続き期間限定で「至極のボンゴレ」を投入した。身がふっくらとしたたっぷりのあさりと小柱にシャルドネワインを使用したソースが絡む贅沢なボンゴレ。なお、同シリーズは今回、トレーデザインを変更、3種類を用意し、パスタが映える〈オーマイプレミアム〉のブランドカラーである黒基調にした。加えて、高級感のテクスチャにしている。
 大容量の〈オーマイBig〉シリーズもこの春全面刷新。『量も味も満足できる“旨さやみつき”なおいしさ』を追求した新コンセプトに。「ナポリタン」でソース量増量、「ボロネーゼ」で肉の旨みをアップする他、新製品として「たまごとにんにくペペロンチーノ」を投入した。また、シリーズ全品で10年ぶりにデザインを一新した。
 プレート商品〈よくばり〉シリーズには新商品3品を追加した。〈よくばりプレート〉には中華メニューとして「3種野菜と海老のチリソース&天津飯」を投入。3種野菜と海老のチリソース、天津飯がセットになった。また、同シリーズで「デミグラスチーズハンバーグ&濃厚ナポリタン」をリニューアルする他、和風商材〈よくばり御膳〉では食材11品目を使用した、風味豊かなしそひじきごはんとおろしソースをたっぷりかけたおろし煮風チキンカツのセット「しそひじきご飯とチキンカツおろし煮風」をブラッシュアップして新たに販売する。

冷やして美味しい更科そば ―― シマダヤ・新商品

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レンジ調理を訴求
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クイックボイル麺

 シマダヤは3日に東京・恵比寿の同社本社で新商品発表会を開催し、春の新商品を発表した。
 家庭用冷凍食品は3月1日から順次新商品1品、リニューアル品2品を発売する。
 新商品の「冷凍更科そば3食」(480g、3食入)は、長く暑い夏の対応として開発した冷やして美味しい更科そば。電子レンジ調理でもなめらかなのどごしになるように仕上げている。パッケージに電子レンジ調理マークを大きく表記して簡単便利に調理できる機能性を訴求する。
 リニューアル品の「冷凍 シマダヤの稲庭風うどん3食(国産小麦粉使用)〈ミニダブル〉」(600g、発売は3月1日)、「同5食同」(1㎏、発売は4月1日)は、国産小麦粉の原料、配合、麺の形状を見直して従来のなめらかさはそのままに適度なコシのある食感にした。電子レンジ調理でもよりなめらかさが残る仕様になった。
 業務用冷凍食品は、3月1日から順次、新商品5品を発売する。
 新ブランド〈クイックボイル麺〉から発売する「うどん250〈ミニダブル〉」(1.25㎏)、「ウェーブラーメン200同」(1㎏)、「やぶそば同」(同)は、既存品の半分の時間(同社比)で茹で上がる時短調理品。麺のベタ付きを減らして、独自の技術と配合を工夫することで調理時間を短縮した。事業所給食やサービスエリアのフードコートなど、利用時間の集中が売上のボトルネックになりやすい業態がメインターゲット。発売日はいずれも4月1日。
 「温冷対応流水解凍生パスタ1.7mmタイプ200〈ミニダブル〉」(1㎏)は、湯せんのほかに流水解凍でも提供出来る冷凍パスタ。様々なメニューに使いやすい1.7mmタイプで、ほのかに塩味を効かせたソース乗りが良い質感も特長。調理場が狭隘なカフェ業態などに向けて提案する。
 「〝真打〟極細うどん(ひやむぎ)230〈ミニダブル〉」(1.15kg)は、夏の長期化の影響で冷やし麺の需要期間が長くなっていることを受けて、原料と配合を見直して再投入する。商品名を改めて秋冬には細うどんとして提案し、年間を通じて育成する。
 家庭用、業務用共に、新商品は新たな価値の創出による市場の底上げを目指して開発した。

家庭用にまぜそば、黒・赤・金で食卓彩る ―― 日東ベスト・新商品

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インパクトある色味で3種類

 日東ベストは2026年家庭用冷凍食品〈エーデルシェフ〉シリーズ新商品としてまぜそば3品を発売する。今回、家庭用では初となる麺カテゴリーに投入するのは「墨入りソース焼そば(墨黒)」(300g×15/2バンド)、「鶏だし辛まぜそば(紅唐)」(同)、「牛骨だし醤油まぜそば(雷金)」(同)。発売は3月。それぞれ、黒、赤、金のインパクトある色味、洗練された味わいで他の麺商品との差別化を図っていく。
 リニューアルは「牛カルビ焼肉丼の素」「同(お茶碗サイズ)」「牛めしの素」「同(お茶碗サイズ)」。規格変更で手に取りやすい商品とした。

かけるだけ!洋食ライス投入 ―― ハインツ・新商品

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本格派

 ハインツ日本は、家庭用フローズンの新商品として新シリーズ〈かけるだけ!洋食ライス〉を投入する。レンジで約2分温めるだけで本格的なメニューが楽しめる“洋食ライスの具”として、同社の強みである洋風ソースを生かした提案を行う。伸長が続く冷凍米飯市場、とりわけ冷凍ライスの具カテゴリーへの参入となる。
 発売するのは、「シュクメルリ風チキンクリームライスの具」と「なすとひき肉のデミグラスミートライスの具」の2品。「シュクメルリ風チキンクリームライスの具」は、鶏もも肉ににんにく香るホワイトクリームソースを合わせた一品。「なすとひき肉のデミグラスミートライスの具」は、なすとひき肉を香味野菜とともに煮込み、デミグラスソースで仕上げた。規格はいずれも135gで、お茶碗1杯分のごはんに最適なサイズ。想定売価は300円前後。

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