umiosブランド初の新商品 〈新中華街〉拡充、韓国、丼の具など ―― マルハニチロ

レンゲ型トレイでスープを余すことなく

韓国屋台の味を家庭で
マルハニチロは16日、2026年春季新商品を発表した。3月1日の「Umios」への社名変更に伴い、初の〈umios〉ブランドとしての商品投入となる。家庭用冷凍食品は、新商品14品、リニューアル2品の計16品を投入する。〈新中華街〉シリーズの強化に加え、韓国の人気の味を再現した汁なし麺、個食需要に対応した丼の具などを展開する。発売日は3月1日。海を起点とした価値創造力で、食を通じて人も地球も健康にするソリューションカンパニーを目指し、商品を通じて、「umios」の認知向上を図っていく。
家庭用新商品の〈新中華街〉シリーズでは、「赤坂璃宮の小籠包」を投入する。肉の旨みを感じられるたっぷりのスープを、中具と相性の良い皮で包んだ赤坂璃宮監修の本格小籠包。新開発「レンゲ型トレイ」により、スープを余すことなく楽しめる。
人気の韓国メニューでは、「韓国屋台の味を手軽にご家庭で」をコンセプトにした新シリーズ〈チプポチャ〉(韓国語でおうち屋台の意味)を立ち上げた。コンセプトに「親しみやすく、現地で愛される」を掲げ、韓国定番メニューの「ポックンチャンポン」(韓国式汁なし麺)と、人気メニューの「クリーミーポックンミョン」(ピリ辛クリーム焼そば)の2品を投入した。韓国トレンドと冷凍麺で、20~30代女性を中心に若年層の取り込みを図る。
丼の具では、「お茶碗1杯分の適量を食べたい」というニーズに対応した商品を提案する。野菜のおいしさを引き立たせ、オイスターソースが効いた醤油ベースのあんの「五目中華丼の具」、ホタテの旨みが効いた海鮮風味の塩ベースあんの「旨塩中華丼の具」、花椒の香りと辛さをアクセントにした本格的な味わいの「麻婆茄子丼の具」の3品を投入。1袋105gで、お茶碗1杯分に最適な商品設計としている。
このほか米飯類では、焼肉のタレをベースにした甘辛さに、にんにくとごま油の風味を加えた「とまらぬウマさ!やみつきめし」、あおり炒め製法でパラっとふっくら仕上げた、街中華の味わいをイメージした「町中華の炒飯」を投入する。
ピザでは「Crispy Pizza スパイシーサルサ」、弁当商材では「おさかなハム風ペッパーチーズ」「チキン南蛮」「チーズ揚げチヂミ」をラインアップ。
凍菜は、かにかまとブロッコリー(茎)、えだまめ、コーンをミックスした「かにかま入り野菜ミックス」を発売。フルーツはダイスカットしたマンゴー、パイナップル、ドラゴンフルーツ、メロンをミックスした「4種の彩りフルーツミックス」を投入する。
ワンプレートで「かつ丼」 〈レンジでできる〉に焼魚 ―― ニッスイ

丼もので新需要創造
ニッスイは20日、2026年春・夏新商品を発表した。家庭用冷凍食品は新商品10品、リニューアル8品の計18品。3月1日より発売する。
食卓向けでは、〈今日のおかず レンジでできる〉シリーズに水産フライ、煮魚に次ぐ第3弾として「さばの塩焼き」「さわらの西京焼き」の焼魚を投入する。「さばの塩焼き」は、骨取りしたさばを独自の漬け込み技術でふっくら仕上げ、淡路島の藻塩でマイルドな香りと旨味をだした。「さわらの西京焼き」は、骨取りしたさわらを独自の漬け込み技術でふっくら仕上げ、白味噌、砂糖、みりん、酒に一晩じっくり漬け込んだ。2品とも1枚70gと、食卓のおかずに最適なサイズ。手間のかかる本格的な焼魚をレンジで簡単に味わえる。水産フライでは、「あじの梅しそフライ」を追加した。独自のバッター液と自家製パン粉でサクッと軽い食感。梅ソースと大葉の風味で爽やかな仕上がりにした。
ワンプレート品では、丼ものの新シリーズ〈まん福どん〉を立ち上げ「おだしの香るかつ丼」(310g)を投入する。たまごとしょうゆとだしのやさしい味わいが特長で、国産米のふっくら釜炊きごはんに食べやすいサイズにカットした下味つきとんかつをのせた。蕎麦割烹倉田・倉田政起シェフ監修。ごはんの量は170gで満足感ある商品設計とした。店頭想定売価は498円。男性の購入が大きく伸長するワンプレートに、男性の利用も多い定番メニューであり、同様の商品が少ない丼ものを投入することで、購買層の更なる拡大と新規需要の獲得を目指す。
スープごはんでは、新たに「スープカレー」を追加した。34種類のスパイスを使用したスープに、鶏もも肉を含む6種類の具材の食べ応え、カツオだしが香和仕立てで、もち麦入りのごはんを加えた。1袋2~3人前で、好みの量を器に移し、同量の水を加え、ラップをかけ電子レンジで調理する。
その他、大袋サイズで弁当や食卓など幅広く使い勝手が良い「今日のおかず 鶏だんご」(270g)、オタフクソースを使用した焼きそばをふんわり卵で包んだ「オム焼きそば」(1人前230g)も投入する。
凍菜では、「揚げなす」(250g)。日本品種の「千両二号」を使用。カット済で、そのまま揚げびたしや麻婆茄子などに使える。
本格トレー弁当を投入 中華で店舗の味を再現 ―― イートアンドフーズ

店舗定番メニューをワンプレートで
イートアンドフーズは、2026年春夏家庭用冷凍食品の新商品2品、リニューアル10品を3月1日より発売する。
開発テーマは、「おうち中華最前線」。店舗の定番メニューを再現した冷凍中華弁当、餃子、ぷるもち水餃子、焼売など定番の主力品を強化した。
新商品では、「大阪王将 直火炒飯と回鍋肉」(300g)、「同 直火炒飯とたれつき肉焼売」(308g)の本格中華トレー弁当を投入する。同社では2025年春に関東第1工場にワンプレートの製造ラインを導入。おこわなどたんぱく質を意識した商品を投入してきたが、今回、大阪王将ならではの店舗の定番メニューを再現した。「直火炒飯と回鍋肉」は、炒飯は直火で店舗の工程と同様に卵を先入れでパラっとおかずと相性抜群の定番の味わい。回鍋肉は3種の醤(甜麺醤、豆板醤、豆鼓醤)に加え、自家製焦がし味噌・ロースト味噌、米味噌を生かした旨味たっぷりで、工場で中華鍋を使用し高火力で少量ずつサッと炒め野菜のシャキシャキ食感や風味を引き立てた。「直火炒飯とたれつき肉焼売」は、焼売は1粒35gの4個入。たれ・からし付き。肉の旨みたっぷりのスープを上かけしレンジ調理でもジューシー・ふっくらに仕上げた。2品とも炒飯は協力工場製造、具材は自社工場で生産、アッセンブルした。店頭想定売価は398~438円。ボリューム感もあり幅広い層に訴求する。既存のラーメンとの組み合わせで“腹パン定食”としても提案する。
リニューアルでは、主力品「羽根つき餃子」は、肉汁量を1.2倍肉汁あふれる味わい、しょうがを2倍、香味野菜と豚肉の旨味たっぷり中華調味料を5倍に増量し、コクがアップ。「羽根つきスタミナ餃子」はおろしにんにくを15%増量し、にんにくのパンチを更に強化した。
商品事業1.6%増に 冷食の販売は好調に推移 ―― 日本生活協同組合連合会

日本生活協同組合連合会は20日、東京・赤坂の東京ミッドタウンタワーで新年記者会見を開き、今年度の足元の事業概況と今後の取り組みについて説明した。
日本生協連の2024年度第3Q(2024年4月~12月)までの総供給高は、3415億円(前年比100.6%)となった。そのうち、コープ商品事業は2073億円(同101.6%)、キャロット事業243億円(同96.2%)、カタログ事業379億円(同96.8%)、ギフト事業29億円(同99.2%)だった。
商品別では冷凍食品、日配品、菓子などの販売が好調に推移した。冷凍食品では毎年1品を開発している監修品ラーメンなどが好調に推移している。食品の商品数は絞り込みを継続しており、2020年以降に単品効率が向上している。
25年1月~11月の全国の地域生協の宅配事業の供給高は前年比100.5%となり、前年を上回った。利用人数が同97.7%と前年を割り込んだものの、利用単価が同103.1%、受注高が同100.5%となったことから供給高が前年越えで推移している。商品別では、カタログへの掲載を増やした冷凍食品の販売が好調に推移している。
店舗事業は同102.9%で推移している。物価高で商品単価が伸びたものの、購入点数は前年を下回った。新規出店、既存店の改装に当たっては冷凍食品、総菜、生鮮売場を拡大している。
2026年の販売戦略は、2月に共済事業を利用する子育て層に購買PRするキャンペーンを実施する。好調な「くらし応援キャンペーン」は春・秋の年2回に増やして対象商品25年の230品から300品に拡大する。冷凍食品などの調理が簡便な商品を増やす。組合員以外にコープの冷凍食品の購入を試してもらい、組合員の獲得につなげる「TRY CO・OP」は購買に繋がる仕組みづくりを模索する。
藤井喜継代表理事専務は「近年は利用人数の減少が課題になっている。今後は生協の利用を広げ、深めることが重要になる。利用を広げるために共済の利用者を購買に繋げる取り組みなどを、深めるために商品の商品力の強化などを進めていく」と語った。