冷凍食品新聞社 発行日(週刊・毎週月曜日)購読料1年33,600円(+税)昭和44年6月19日第三種郵便物認可

今週のヘッドライン|2026年1月第3週号

米飯全方位で提案 フライパン調理の「おうち炒め炒飯」 価格対応「半チャーハン」「懐かしの炒飯」も ―― ニチレイフーズ・家庭用

▼キャプション▼
フライパン調理で美味しく仕上がる
▼キャプション▼
独自製法で冷たく仕上がる

 ニチレイフーズは2026年春の家庭用新商品18品、リニューアル17品、“everyONe meal”と、常温品リニューアル品それぞれ1品を3月1日から発売する。春の家庭用新商品は冷凍米飯メニューを規格、調理シーンなど全方位で提案。併せて夏の録的猛暑に対する新提案(冷凍麺)や世帯の少人数化・単身世帯の増加等に伴いニーズが高まる“パーソナルユース”、生活者に選択してらえる“バリューバランス”をコンセプトに、冷凍食品市場の更なる拡大を目指していく。

 〈主食〉カテゴリーの新商品「おうち炒め炒飯」は卵を加えるだけでフライパン調理で美味しいくできあがる新コンセプトの炒飯。さらに外食で人気のメニューを家庭で楽しめる「焦がし醤油香るビーフガーリックライス」を投入した。また「半チャーハン」「懐かしの炒飯」「懐かしのえびピラフ」「焼おにぎり8個入」4品は価格対応型商品。発売25周年を迎える「本格炒め炒飯」は卵とご飯を炒める工程を刷新した新製法でさらにおいしくリニューアルした。〈個食麺・ワンプレート〉は氷を使用した独自技術で冷たく美味しく仕上がる「盛岡風冷麺」「冷やし豚しゃぶうどん」を追加。「冷し中華」とともに“レンジで冷たい“シリーズとして定番化を図る。“三ツ星プレート”中華シリーズには「三ツ星プレート 油淋鶏&上海焼そば風」が加わった。
 〈食卓おかず・お弁当おかず〉カテゴリーには“レンジで専門店の味”シリーズに、チーズソースのメンチかつ「チーズメンチかつ」、鶏もも肉と白みその名コンビ「香ばし鶏もも肉の西京焼き」の2品。お弁当おかずには「えびと3種野菜のかき揚げ」「新潟たれカツ」が加わった。〈スナック類〉には、クリームチーズフレーバー「今川焼(クリームチーズプレミアム)」アサヒ飲料のカルピスとコラボした「今川焼カルピス」。冷凍野菜には過熱蒸気製法を使った新シリーズ“スイートベジ”シリーズ「スーパースイートコーン」「ブロッコリー&カリフラワー」を発売する。

「シンプルに実行」テーマに 組織改革、人手不足対応など進める ―― デルソーレ・武長社長

▼キャプション▼
大河原CEO(左)と武長社長

 1月1日付でデルソーレの新社長に就任した武長栄治社長は14日、東京・有明の同社本社で会見を開き、今後の事業方針、社長就任の抱負などについて概要次の通り述べた。
 まずは私の経歴について説明する。私は、ボストン大学のホスピタリティ経営学科を卒業後、外食店の運営、自身の食品会社経営を経て2009年に当社に入社した。入社後は、たい焼き事業の店舗運営、海外企業との合弁事業、多摩・千葉工場の製造責任者として現場で汗を流してきた。取締役として経営を担うようになっても、私の中心にあるのは現場だ。自分のことを、外部の風を知り、当社の土の上で泥臭く現場に向き合ってきた実務家だと自負している。
 次に事業方針について説明する。経営のテーマは「シンプルに実行」だ。美しいスローガンを掲げるよりも、確実に納期を守り、一枚のナンの品質にこだわり、熱のこもった提案を実行するという日々の事実を積み上げる事がブランドを作ることになると考えている。
 4月からの63期に向けて、三つのビジョンの実行を掲げている。一つ目は営業組織の専門特化への刷新だ。お客様の課題に寄り添うために、市販に特化した専門チームと、組織の枠を超えて大型案件を動かす特販担当を設置する。
 二つ目は社会課題解決としてのものづくりだ。美味しい商品を作るだけでなく、人手不足を解消できる商品の提案に努める。解凍するだけで提供できるスライスフォカッチャや、冷凍のまま焼成できる本格窯焼きクラストなど、当社の技術を最大限に生かしたソリューション型の新商品を提案していきたい。
 三つ目は、製造基盤の強化だ。メーカーとしての責任を果たすために、生産設備の安全性の向上などの課題に資源を重点的に配分する。これは、次世代の当社を支えるための攻めの経営だと考えている。
 創業から60年を超える歴史を受け継ぎ、泥臭く実務を遂行する社長として当社を次の成長のステージに押し上げたいと考えている。暖かく人を育てるチーム経営で、足下の変革期を乗り越えていく。

■大河原CEO「グローバル展開にも期待」

 同会で武長社長を紹介した大河原毅代表取締役CEOは「新社長の武長は、17年間生産の責任者を務めあげてきた当社のたたき上げだ。コミュニケーション能力が飛びぬけて高く、攻めの経営だけではなく、最も難しい中国事業の撤退戦をまとめ上げた実績もある」とした上で、「年齢も47歳と若く、当社がグローバルな展開を強化する上で最適な人材だと考えている」と期待を寄せた。

ビュッフェ向けに蒸しパン ハンバーグには大判タイプ ―― ヤヨイサンフーズ

▼キャプション▼
ふわぷっち蒸しパン
▼キャプション▼
MEGAワイルディハンバーグ230

 ヤヨイサンフーズは1日より、2026年春新商品として新商品15品、リニューアル品8品の計23品を発売した。外食市場向け商品を拡充し、同社初の蒸しパンを投入。基幹アイテムの強化では製法や厚みにこだわったメンチカツ、ボリュームのあるハンバーグを中食向けに追加した。
 ビュッフェ向けに投入したのは〈ふわぷっち蒸しぱん〉シリーズ。「ふわぷっち蒸しパン(マーラーカオ)20」「同(瀬戸内レモン)20」「同(静岡茶)20」「同(チョコチップ)20」の4品を展開する。手に取りやすいサイズの蒸しパンで、彩りの豊かさと、洋食だけでなく、和食にも中華にも対応できる幅広いメニューラインアップ、自然解凍含む簡便調理にも対応した。冷凍パン関連商品は同社初。気仙沼工場既存ラインを活用して生産する。
 点心類では、トレーなし印刷ピロ包装の「使いたい分だけ!焼き目付餃子19」、「使いたい分だけ!焼き目付きにら饅頭25」をビュッフェ向けに投入した。
 中食向けではボリュームメニューへの需要の高まりを受け「MEGA!ワイルディハンバーグ230」を投入した。容器からはみ出そうなほど大きい盤面(147㎜)で、こんがりした焼き目が食欲をそそる。

■チーズメンチで新製法、付加価値化進む

 メンチカツは高付加価値品の強化を図った。定番メンチカツで“精肉店品質”を目指し開発したのは「職人のこだわり 肉の極メンチ100」。2層構造の厚みのある生地で、肉の旨みと食感にこだわった牛豚合挽きメンチカツとなっている。チーズメンチカツにも肉粒感が求められる中、新たに投入したのは独自の製法で仕立てた三層のメンチカツ「三重奏の極み チーズメンチカツ」。牛豚合挽き肉の生地で、チーズソースと挽き目の異なる牛肉を使用した生地を包んだ。
 魚商品では昨年秋の給食向けに引き続き、外食市場向け商品でも大西洋さば使用商品を国産さばでもラインアップ。来年度の大西洋さば漁獲制限による対応を図った。

会社所在地

〒160-0008
東京都新宿区三栄町24番地
黒田ビル2階