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今週のヘッドライン|2025年12月第2週号

ツルハ・ウエルシアが経営統合、フード&ドラッグの出店加速

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吉田イオン社長、鶴羽ツルハ社長、桐澤ウエルシアHD社長

 ツルハホールディングスがウエルシアホールディングスを1日に経営統合した。イオンがツルハの株式を追加取得して子会社化し、ウエルシアその下に着く。統合後の売上高はおよそ2兆3000億円。店舗数が5500店舗を超える巨大ドラッグストアグループが誕生した。同日に開催した会見では、今後食料品の販売比率が高い〈フード&ドラッグ〉業態を出店し、2社の仕入れ、商品開発を統合して新たなPBを展開し、シナジーを最大化する方針を示している。

 新生ツルハは経営理念として「お客様の生活に豊かさと余裕を提供しよう」を掲げ、①グループビジョン、②バリュー、③ブランド・プロミスの三つを経営ビジョンに設定した。店舗をドラッグストアから地域の拠点となる「ライフストア」に進化させ、生活者の人生に方針も示している。今後3年間ンシナジー効果は500億円を目指す。
 商品面では両社の仕入れを統合してスケールメリットを生む。商品開発機能も統合して両者共通のPB〈からだとくらしに、+1〉を展開する。2社単独のPBは廃止する。
 新規出店では、食品の構成比が高い「フード&ドラッグ」業態の出店を進める。中国、アセアンなどグローバルな出店を加速し、海外の売上を引上げる。
 システム面では、両者の基幹システムを統合して効率化を図る。顧客データの統合も進める。1億人規模の顧客情報が社内に蓄積されることになる。調剤機能も拡充してオンライン調剤も強化する。
 なお、統合後もツルハの独自性は維持する。イオンからら出向する執行役員は1人に留まる。
 ツルハホールディングスの鶴羽順社長は会見で「これらの取組はツルハとウエルシアが一つになった力をすべてのステークホルダーに還元し、グループの全従業員と共に未来を創っていく」と語った。

札幌で「チン!するレストラン」 冷凍食品250種食べ放題 ―― 日本アクセス

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多くの来場者

 日本アクセスは、冷凍食品・アイスクリームの食べ放題イベント「チン!するレストランin SAPPORO」を11月28日から12月15日まで北海道札幌市のサッポロファクトリーホールで開催する。それに先立ち11月27日、報道関係者・食品メーカー関係者を対象としたオープニングセレモニーを実施した。
 服部真也社長は「チンするレストランは、今回札幌で第4回目となる。東京、大阪、名古屋の3都市で開催し、常に7~8000組の方がキャンセル待ちをしていただけるという大成功を収めることができた。札幌では弊社のグループ会社日本アクセス北海道の設立25周年記念の行事の一環でもある。また、チンするレストランインスーパーマーケットとして、この企画を全国の小売店様の店舗を借り同様の場を開催している。今後も全国様々なところで開催し、冷凍食品、アイス市場の拡大に注力していきたい。24年度の冷凍食品市場規模は1兆3017億円と過去最高を記録。アイスクリームも6451億円と初の6000億円を超えた。フローズンはまだまだ拡大の余地があると思っている。そのためにも、マーケットインの発想で消費者動向のわずかな変化も見落とさないことが大変重要だ。」と述べた。
 その後、当社前編集長山本純子氏と吉本興業所属のぼる塾によるトークセッションがおこなわれた。
 会場は約20台の冷凍ケースが設置され、冷凍食品(約250種類)、アイスクリーム(約50種類)を用意し来場者に提供される。

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