餃子のバラエティ拡大、「コクうま味噌ギョーザ」投入 ―― 味の素冷凍食品・家庭用

子供も大人も楽しめる濃厚な味わい

ユーザー拡大を狙う
味の素冷凍食品は8月10日より、秋の家庭用冷凍食品として新製品6品、リニューアル4品の計10品を発売する。今回の新製品では餃子のメイン購入層である子育て主婦が定番餃子を使い始めた後、異なる味わいのバラエティ品を買いまわり、ミドル~ヘビーユーザー化していることに注目。新たなバラエティ品として「コクうま味噌ギョーザ」を発売することで、餃子の食卓出現頻度の向上を目指す。また、発売10周年の〈ザ★〉ブランドをさらに進化。弁当冷食の新たな可能性を切り拓く、〈おべんとPON〉にも新アイテムを追加する。
冷凍餃子の食卓出現頻度向上に向けては今回、新たに「コクうま味噌ギョーザ」をラインアップに追加する。同製品は、日本人になじみがあり、ご飯や餃子の中具の豚肉とも相性の良い味噌に着目した冷凍餃子。子どもが楽しめる甘みと、大人が楽しめるコクを兼ね備えた、濃厚な味わいの“完熟甘味噌”で仕上げた。
水餃子新製品としては、鍋の具材が足りなくなった時や、スープがマンネリ化した時に、たっぷり使うことができる「鍋にスープに水餃子」を投入する。もちもちとした皮を採用し、皮の厚さと具材の量をバランスよく仕上げた。煮溶けにくい皮なので、鍋やスープに最適。
焼売新製品「XO醤香る肉焼売」はひと口サイズで、XO醤の香ばしさが広がるごはんがすすむ味付け。冷めても美味しいため弁当のおかずにぴったり。
ハンバーグシリーズ〈洋食亭〉では、レンジ調理の2個入商品「レンジでハンバーグ トリュフ香る濃厚デミグラスソース 2個入り」を投入する。自家製デミグラスソースは直火釜で小麦粉からじっくり丁寧に炒めたブラウンルゥをベースに黒トリュフオイルを使用し、コク深く仕上げた。
食べきりサイズの冷凍個食米飯は25年春に2品を発売、非常に好調に推移している。今秋は新たに「チーズリゾット」を追加し、全3品で展開。3種のチーズを使用した濃厚でコク深いリゾットを提案する。
トレイのないスティック型パッケージに入ったお弁当のおかず〈おべんとPON〉には、新たに「トマトバジルチキン」が仲間入りした。トマトとバジルの風味が広がる洋風な味付けに仕上げている。
■10周年〈ザ★〉をリニューアル
今年発売10周年を迎えた〈ザ★〉ブランドのリニューアルでは、「から揚げ」は食欲をそそる醤油の香りを立たせ、にんにくの配合を見直した。「ハンバーグ」は肉粒感のある肉を配合し、肉食感をアップ、さらにたまねぎの食感を加えた「新・ガリバタ醤油」をからめた。ユーザー拡大を狙い、食べ盛りの子供がいる世帯の獲得を目指す。
その他、リニューアルはぷりっとした食感を際立たせた「海老肉焼売」、さらにコク深い味わいとした「野菜たっぷり中華丼」。
〈新中華街〉シリーズ強化 ―― マルハニチロ・家庭用

レンジ調理の簡便性アップ
マルハニチロは9日、2025年秋季新商品を発表した。家庭用冷凍食品は新商品13品、リニューアル6品の計19品。発売日は9月1日。
家庭用では、発売30周年を迎えた〈新中華街〉シリーズを強化する。麺類では「えびと野菜のあんかけラーメン」を投入する。エビと6種の具材(白菜、もやし、小松菜、にんじん、しいたけ)を使用した彩り豊かな赤坂璃宮譚オーナーシェフ監修の本格あんかけラーメン。
国産ホタテを使用した特製エキスをベースに、海鮮の旨みと鶏ガラでコクのある味に仕上げたスープの上品な味わい。従来は麺と具材で2回のレンジ調理が必要だったが、麺の配合、餡などを改良し、麺と具材を一緒にレンジで加熱し、お湯を注ぐだけというレンジ調理の簡便性を高めた。
個食型米飯の〈WILDish〉シリーズには、同シリーズのメイン層の20~30代にも人気の韓国系メニューを投入。韓国企業・東遠(Dongwon=ドンウォン)の缶詰「唐辛子ツナ」とコラボした「唐辛子ツナ炒飯」をラインアップ。ごまの香りと、唐辛子ツナ(唐辛子ソースをベースとしたほどよい辛さの味付けツナ)のあと引く旨辛さが特長。
から揚げでは、若鶏のむね肉をこだわり製法でジューシーに仕上げた、専門店品質の「極旨!むね唐揚げ」を投入。「同ももから揚げ」と併売を図る。焼売類では、「〈新中華街〉あら挽肉しゅうまい」を投入。既存品12の個入りから9個入とし、買い求めやすさを追求した。
ピザでは、〈CrispyPizza〉「マルゲリータ」「7種のチーズ」を投入。生地の厚みと焼き加減にこだわり、サクッとした食感が楽しめる商品となっている。
弁当商材では、「OceanBlueえび天ぷら」や「鶏ごぼう天ぷら」や「デミたまコロッケ」を投入。おつまみでは、居酒屋チェーン魚民の人気メニュー「枝豆カリカリ揚げ」。通常冷凍温度帯(マイナス18℃)では保管可能な「まぐろたたき」を丼の具などの用途に家庭用に投入する。
凍菜では、600gの大容量タイプの「ブロッコリー600g」や少量(200g)パックシリーズで「たまねぎとにんじんのみじん切り」もラインアップした。
『ハルメク』コラボイベントを開催 ―― (一社)日本冷凍食品協会

(一社)日本冷凍食品協会は3日、東京・目黒のホテル雅叙園東京で、50歳以上の女性をメインターゲットとする定期購読誌『ハルメク』とコラボによる「ホテル雅叙園東京で冷凍食品の活用法とランチ会」を開催した。
ハルメクとのコラボ企画は昨年に続き2回目。98名が参加した。今回は料理研究家の島本美由紀氏による冷凍食品活用レシピの実演、試食やホテル雅叙園東京シェフによる特製ランチコースを楽しんだ。
開会に当り挨拶した出倉功一専務理事は、「ハルメクとのコラボは今回で2回目。昨年も好評で今回も800名を超える応募があった。冷凍食品は以前に比べ格段においしくなったと思われる方が多いと思う。協会では冷凍食品認定制度を運用している。認定工場で製造された製品にはマークが付けられている。今年から国際的な衛生管理システムであるHACCPの文字が追加された。スーパーなどのお買い物の際に、マークを確認してもらいたい」とした。
その後、三浦佳子広報部長による「知って納得!冷凍食品」の講演。島本氏による調理では、冷凍から揚げ、冷凍揚げ茄子を使った「から揚げと茄子の煮びたし風」、冷凍さといも、枝豆を使った「さといもの和風サラダ」などを包丁を使わず、ボウルなどで手際よく実演した。
惣菜管理士は人材開発支援助成金の対象事業 ―― (一社)日本惣菜協会
(一社)日本惣菜協会が、同会が実施している人材育成事業「惣菜管理士養成研修」について、厚生労働省の「人材開発支援助成金」の対象になると発表した。
対象となるのは企業が経費負担をした「惣菜管理士養成研修受講料」「惣菜管理士資格試験受験手数料」。訓練開始1カ月前となる8月31日までに管轄労働局へ書式様式で「実施計画」などを提出し受理される必要がある。企業ごとの直接管轄労働局が申請の窓口になる。
厚労省の助成金は、事業主などが雇用する労働者に対してその職務に関連した専門的な知識や技能を習得させるための職業訓練などを計画に沿って実施した場合に訓練経費や訓練期間中の賃金の一部などを助成する制度。正規雇用労働者などの場合、中小事業者は支払った受講料・手数料の45%が助成される。
助成金の活用を希望する場合の詳細は、各社の社会保険労務士、もしくは都道府県の労働局まで。